作品案内

小説『河』

画像はオンデマンド(本)版の表紙です

日清・日露戦争、大逆事件、富国強兵へと邁進する激動の20世紀初頭の日本で少年主人公・重夫は朝鮮人の父と日本人の母のもとに生まれる。関東大震災で生き別れた父の後を追って母とともに神戸、上海、広州へと移り住む。アジアの独立をもとめてたたかう中国、朝鮮、インドシナの人々、そして彼らを助ける日本人、米国人、アイルランド人など、東アジアの近現代史という「河」に鳴り響く、人間の涙と血と愛がいっぱい詰った未完成交響楽物語。小田文学が到達した六千枚のライフワーク。

オンデマンド(本)版

小田実全集 小説

『河』
(1~6)

2014年3月~5月刊行

各4,900円(税別)

オンデマンド版の販売は2018年4月末日をもちまして終了しました。

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小田実全集 小説

『河』
(上、中、下)

2014年3月~5月刊行