作品案内

小説『さかさ吊りの穴 「世界」十二篇』

画像はオンデマンド(本)版の表紙です

世界の多くの国を歩き考えた著者が、65歳になって過去をはるかに見やる感動の短編12篇。美しかりし幼年時代に初めて出会った「西洋」の記憶、太平洋戦争時の「玉砕」の島々、ナチ・ドイツとベルリン、四天王寺と脱走兵、自爆攻撃とパレスチナ、知覧、古代ローマの饗宴と現代の餓死、旅券と国家、中国の乱世の英雄、インドの聖者、兵士と武器、戦争の悲しみとむなしさ。そして万国共通語としての英語は、世界各国のしがらみを削ぎ落とした本質的な言葉であり、母語もその中で磨かれる。

オンデマンド(本)版

小田実全集 小説

『さかさ吊りの穴 「世界」十二篇』

2013年6月刊行

3,100円(税別)

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小田実全集 小説

『さかさ吊りの穴 「世界」十二篇』

2013年6月刊行