作品案内

小説『生きとし生けるものは』

画像はオンデマンド(本)版の表紙です

かつて南洋の島々は、日米死闘の地だった。もっとその前はスペイン、ドイツの植民地。今はアメリカの戦略的基地だ。その間、現住民の名前も生活も次々と変っていった。バブル絶頂期の日本で南洋出身の力士を集め、相撲のリーグ戦を考えついた85歳の会社経営者は、南海の島にリゾート施設をつくろうと現地へ乗りこむ。現住民に「平和と繁栄、幸福」を約束するといきまいたが、物語の結末で見るドンデン返しは圧巻。痛快で機知に富む笑い、倒錯する想像力、悪ふざけ、諷刺喜劇の傑作。

オンデマンド(本)版

小田実全集 小説

『生きとし生けるものは』

2012年10月刊行

3,100円(税別)

オンデマンド版の販売は2018年4月末日をもちまして終了しました。

※立ち読みをご覧いただくには、下のアイコンよりAdobe Readerをダウンロード、インストールしてください。

電子書籍版

電子書籍

ご購入サイトは→

講談社BOOK倶楽部

小田実全集 小説

『生きとし生けるものは』

2012年10月刊行