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小説『民岩太閤記』

画像はオンデマンド(本)版の表紙です

大航海時代の「東アジア大戦争」であった文禄・慶長の役(豊臣秀吉の朝鮮侵略)の全過程を日本の少年トン坊とその妹ミン坊の視線から描いた異色作。秀吉のもと、出世と富貴栄華のために出征する武士の群像、戦争を機にひと儲けを企む破廉恥な商人やバテレンたち、そして、強制的に全国から駆り集められた日本の百姓と朝鮮の義兵たちが七年間、いかに抗ったかを捉えた。この悲惨な総力戦は秀吉の死で幕を下す。主人公ミン坊が朝鮮の民と運命を共にする結末で終る「未来の歴史小説」。

オンデマンド(本)版

小田実全集 小説

『民岩太閤記』
(上、下)

2012年8月刊行

(上)3,800円(下)4,200円(税別)

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小田実全集 小説

『民岩太閤記』

2012年8月刊行