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評論『生きる術としての哲学』

画像はオンデマンド(本)版の表紙です

修辞学の主題は人間の行為にあるとアリストテレスは言う。明治以来、日本における西洋哲学の受容は主に解釈学であり、修辞学でなかったのはなぜか。古代アテナイの修辞学を深く学んだ著者は、この疑問に答える。9.11以後、米国主導のグローバリゼーションは経済中心から軍事重要視へ変貌。古典の世界と現代の世界を結びつけ、その論理と構造を解明する。慶應義塾大学経済学部で行った「現代思想」最後の講義録。修辞学は、単に言葉や心理の技術でなく行動の中の哲学の技術でもある。

オンデマンド(本)版

小田実全集 評論

『生きる術としての哲学』

2014年1月刊行

3,100円(税別)

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『生きる術としての哲学』

2014年1月刊行