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評論『でもくらてぃあ』

画像はオンデマンド(本)版の表紙です

「難死の思想」、「法人資本主義」、「殺すな」、「異質の価値の共生」、「人間は殺されてはならない」などの言葉は、「近代天皇制国家」から「近代民主主義国家」へと移行した戦後日本の思想的座標軸を示す概念でもある。本書は、1992~94年の米国滞在中から阪神大震災直後まで書きつがれた「される」側の人間のあり様、意志に基本をおいた「される」側の思想書。今、「殺す」文明のかたちが世界にはびこる中、著者の「非暴力・平和主義」の原理を再考する必要がある。

オンデマンド(本)版

小田実全集 評論

『でもくらてぃあ』
(上、下)

2012年11月刊行

上巻4,500円 下巻4,200円(税別)

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小田実全集 評論

『でもくらてぃあ』

2012年11月刊行