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評論『「ベトナム以後」を歩く』

画像はオンデマンド(本)版の表紙です

ベトナム戦争終結後、著者が約十年目に訪れたベトナムは「惨勝」の末、「ふつうの国」となった。統制経済と闇市経済の中に生きる人びとの貧しさ、官僚主義や腐敗、女性差別、戦争中に撒かれた枯葉剤の残酷な被害。そしてカンボジアの処刑場で見た頭蓋骨。東西冷戦中、「惨勝」したベトナムの辛い戦後期を歩き、深く省察。ベトナム戦争以後、米国のアジア太平洋戦略は大きく変った。核戦争の危機、強制収容所という破滅への道を避けるため、新たな「非同盟」的世界秩序の構築を求める。

オンデマンド(本)版

小田実全集 評論

『「ベトナム以後」を歩く』

2011年11月刊行

2,700円(税別)

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『「ベトナム以後」を歩く』

2011年11月刊行