小説『明後日の手記』ノート #2

「私はもう明日すら信ずることは出来ない。強いて信ずるとすれば《明後日》を信ずる。明後日とは永久に来ない時なのだ。」 小説の完結に向け、《明後日》の意味が示される箇所。